春の黄色い花・・・「シナレンギョウ」・「ヤマトレンギョウ」 |
=モクセイ科・レンギョウ属=は、難しいな・・・。
我々が普通に=レンギョウ=と言っているのは、広い意味でのレンギョウらしい・・・。つまり、=レンギョウ属・Forsythia=という仲間をすべて総称して=レンギョウ=と言っているのだという・・・。
属名:Forsythia・・・というのは、昔、ヨーロッパで19世紀に活躍した・・イギリスの園芸家・王立植物園の責任者だった=William A. Forsyth (ウィリアム・フォーサイス)=と言う人の名前に由来するものだと言う。chochoensis が今までに観察した=レンギョウ属=は、僅か2種しかない・・・つまり、中国産:「シナレンギョウ」と、もう一つは、日本古来の絶滅危惧種「ヤマトレンギョウ」である。
両種とも、春先に黄色い綺麗な花を咲かせるので、楽しみにしています。
「シナレンギョウ」は、木立性の性質があるために、立派な感じがします、他方、「ヤマトレンギョウ」は、葉に先立って黄色い花をつけますが、花の数が極端に少なく、やや寂しい感じがします。日本原産種にはこの他、中国地方・小豆島に分布する「ショウドジマレンギョウ」がありますが観察したことがありません。
また、Forsythia susupensa 狭義の「レンギョウ」は、未だ観察したことがありませんが、枝が弓なりになって、=枝垂れる=事から、園芸仲間では、この弓なりの様子をとらえて・・・シダレレンギョウ・・・と言っているようです、これも観察したことがありません。難しいですね・・・。
2014-4-12 木立性質の「シナレンギョウ」 埼玉県:狭山市