透明な翅が素敵な「スケバハゴロモ」 |
無造作に繁った草地の脇を歩いていくと、「スケバハゴロモ」がいた。
北海道にはいないらしいけれども、この辺では良く見かけることができる。
漢字で書くと「透羽羽衣(すけばはごろも)」名前の通り、黒褐色の縁取りのある帯の中は向こうが透けて見える1センチぐらいの小さな半翅目(蝉やカメムシの仲間)、しかし、良く観察してみるとなかなか捨てがたい魅力があって、私は好きです・・・。
中央アメリカや南米に棲んでいる「トンボマダラ」「スカシマダラ」「スカシジャノメ」と言うチョウがいるのですが、私は、スケバハゴロモを見るといつも、これらの翅の透けて見える「チョウ」を思い出してしまうのです。それほど、魅力的なのですが、小さくて目立たないので損をしているのではないでしょうか。
このブログ、9月14日の「アオバハゴロモ」9月17日「ベッコウハゴロモ」と同じように蝉やカメムシと同じ仲間なので、愛らしいですが、ハゴロモの仲間の「素早い動き」には参ります・・・。
昨日も、撮影中に近くの葉に触れたら、「アッ!」という間に忍者みたいに消えてしまいました。