=イグサ科=・・・「イ」 |
日本家屋に敷かれている=畳(たたみ)=・・・新しいうちは、グリーンが鮮やかで独特の畳表の香りが清々しい・・・。
この畳表に使われるのが・・・=イグサ科=「イ」の栽培品種である・・・。
自宅周辺のやや湿った湿地帯に行くと・・・この「イ」が生育しています、茎の中間から花序が出ているような感じですが・・・=花序(かじょ)=を中心に上下に分かれており、下の部分が・・・円柱状の=茎=であり、花序の上にあるのが・・・茎に見える=苞(ほう)=である。
湿地や浅い水中などに生える植物で、湿った地中に根を張り出します、=花序=が植物体の中間に出ているので、変なところから花序が出ているな・・・と勘違いしてしまう。
一瞬、=花序=が茎の中間に付いて見えるような気がする不思議な植物です。
俳句の世界では、=夏の季語=になっているように、観察したのは、昨年の7月下旬でした、自宅周辺では高麗川の河川敷などの湿地帯で観察されます。
標準和名としては、一番短い・・・「イ」ですが、別名があって、円柱状の茎の髄(ずい)をその昔使ったランタンの芯(しん)に使った事から、=トウシンソウ=漢字で書くと=灯心草(とうしんそう)=といったり、または、イグサと言ったりした。
何はともあれ、草姿は珍しい形をしています・・・。