=ユリ科=・・・「オニユリ」 |
今から10年ぐらい前だったと思いますが、=カラスシジミ=を撮影している時に、目の端を横切った個体がありました・・・それが=キアゲハ=で、吸蜜にやってきた主体が「オニユリ」でした。とっさの事で、用意する暇もなく、カメラを向けたのがこの画像でした・・・。丘陵地や亜高帯のフィールドで時々出会うこれらアゲハチョウ科の個体には、「オニユリ」の花粉で朱色に染まった個体に出会う事が多い・・・。
「オニユリ」の写真を撮影したのが、この1枚しかない・・・確か10年ぐらい前に「オニユリ」を撮影していた事を想いだして探したのが下の写真です。
この時には、古いニコンレンズのフィルムカメラで撮影したので、画像処理して掲載する事にしました。 三脚も使わず、手持ちで撮影したのでこのような写真になりました・・・とても懐かしい1枚の写真です。日本には、昔の僧侶が中国に留学して中国から帰国する際に=食料飢饉=にそなえるために「オニユリ」の=鱗茎=を日本に持ち帰ったのが各地に広がり、帰化したものだといいます。栽培は、上手くいったのですがまさか、日本全国に広まる事は予想していなかったかも知れません。