=タイ=で見た・・・「キシタアゲハ」 |
南国=タイ=に駐在していた頃、アユタヤ時代以前に栄えた=スコータイ遺跡=を見に行った事があります。1998年7月10日のことです・・・。
そのころ、バンコックに居を構えていたのですが、=タイ国=タイ族の最初の国家と言える原点・タイの黎明期となった都の散策に心を奪われていました・・・今では、その地は、=スコータイ王朝遺跡公園=になっていて、かなり広かった。
バンコックから北に360キロ、スコータイ市からは西へ12キロの場所に=スコータイ王朝遺跡公園=は、ありました。
その公園遺跡は、先日、洪水で有名になった=チャオプラヤー川=の近くでした。スコータイという地名は、「幸福なタイ」と言う意味で、バーリー語では、「幸福な夜明け」という意味であったと言う・・・。文字通り現在のタイ王国の文化文明の=黎明=を表した言葉だったのでしょう。
この「スコータイ王朝遺跡公園」の或る場所から、南へ下がった「バンコック」まで標高差がなんと、1.4メートルしかない高低差だという・・・今回の洪水被害で、溢れた=水=がなかなか引かなかった理由もなんとなく理解できます・・・。この「スコータイ王朝遺跡公園」で初めて=アゲハチョウ科=「キシタアゲハ」sp.を観察しました。
スコータイ王朝の「ラムカムヘン王」は、大変な業績を残したのですが、軍事・政治・外交・文化・仏教など多岐に亘って人民を統括したといい、その死後、南で勃興した「アユタヤ」がスコータイに代って遷都したといいます。スコータイで一番大きいホテル・・・「パイリン・ホテル」=Pailyn Hotel=フロントの後ろを見たら・・・日本の現・明仁(あきひと) 天皇陛下ご夫妻が、1991年9月28日に、ご宿泊なされたと、写真入りで紹介してあった、天皇陛下も=スコータイ王国遺跡公園=にお出掛けなさったのであろうか・・・。
*下記は、=Pailyn Hotel=のパンフレットである。