「カラフトセセリ」=下唇鬚=について |
「カラフトセセリ」の=パルピ(palpi)=は、上のほうに付いていた!
北海道の「カラフトセセリ」写真を片端から調べていくと・・・なんと、「カラフトセセリ」の下唇鬚(かしんしゅ)=パルピ(palpi )=がはっきり見える顔面前方からの写真があった。このパルピの写真を見ると、下唇鬚(かしんしゅ)は、意外にも顔のやや上方についている事が判った、このためにこのパルピ先端部は、頭部の鱗毛からかなり=飛び出て=観察されることがわかりました。
「カラフトセセリ」顔前面を見ると・・・縦に=ブラシ状になったパルピ2本=が並んでおり、その中に収納されている=ストロー=が勢い良く伸びて吸蜜しているのが解ります。こうして見ると、目玉洗いという仕草も捨てきれなくなりました・・・。
そして、後方から見ると、=パルピ=がいかにも2本とも=突出=しているようですが、前方から観察してみるとそんなでも無い事がわかりました・・・。
しかし、chochoensis のストローの保護のためという考え方も捨てきれないでいます・・・。したがって、=パルピ=の機能については、前に述べたとおり、複合的な働きをしているのかもしれません。
お腹の「白」と、翅の「黄」色のデザインが綺麗で、目も可愛いですね!
それにしても触覚と口吻の間の2本の角状のパルピ興味深いです。