眼の下が黒い・・・「ツチイナゴ」 |
先日、自宅近くの=小畔川=の堤防を歩いていたら・・・懐かしいバッタに出会いました・・・。
この「ツチイナゴ・・・、面白いのは、目玉の下に涙を流したような黒い斑紋があることです。
普通、我々が良く目にするのは=緑色型=ですが、晩秋になって周りの草茎などが茶色に枯れてくると、「ツチイナゴ」の体色は=褐色型=に変化します、一説によると、この=褐色型=は、一種の擬態ではないかと言われています。
気温が下がり始めると「ツチイナゴ」は、体色を茶色に染めて陽の良く当たる草の陽だまりで冬を越すのだそうです。
この日は、体色が=緑色型=並びに=褐色型=のどちらも若い個体で、翅が小さかったので=幼体=だったのでしょう・・・不思議なことに、同じ日の同じ時間なのに、緑・茶色・・・両型が観察できたのは幸せだったのでしょう。
chochoensis は、褐色型の「ツチイナゴ」は初めて観察できました・・・来年の初夏の頃まで、元気に=越冬=して長生きして欲しいと思いました・・・。
*成虫越冬する=バッタ=の仲間は、数種しか知られていません。
2011-10-13 「ツチイナゴ」
今度、意識してみてみます。
ツチイナゴは成虫越冬ですね。幼虫はほとんどが緑色型ですが
羽化するとすべて褐色になります。 多くのバッタ類は成虫に
なってからは老化変色以外は体の色が変わることはありません。
唯一タイワンクツワムシは緑色が褐色に変わるそうです。
ツチバッタは多くの場合イボバッタがそう呼ばれてるようです。