「キリシマミドリシジミ」 生活史 |
長い間のサラリーマン時代には、アチコチと転勤もしました・・・関西地方に転勤したのはいつ頃だったでしょうか・・・「キリシマミドリシジミ」の有名な産地だった彼の地にも四年ほど勤務した事があります。
その時には、忙しくて飼育どころではなかったのですが、数年前に飼育するチャンスがやってきました・・・。
懐かしさと嬉しさで、凄く興奮していた事を覚えています・・・。
僅か2卵だったのですが、1卵は孵化せず死亡した為に、残りの1卵を大事に育てました・・・。
以下は、その時の幼生期のフル・ステージ写真です・・・。
①「キリシマミドリシジミ」 卵 撮影:2007-3-10 ②幼虫 2007-5-8 ③蛹 2007-5-15 ④「キリシマミドリシジミ」 成虫 撮影:2007-6-3
種小名:ataxus・・・については諸説があるらしい・・・そのひとつは、ラテン語の=atavus=であって=高祖父の父・先祖=という意味らしい。
又、別の説では・・・神話に出てくる、=Atas=という意味で、アータスというのは、プリアモスの息子の一人だといいます。どうも、どの説も難しくて解ったような解らないような説です・・・。
いつもの学名由来の話とか、大変参考になります。
しかし、残り1卵を無事に育て上げる技量に感服です。
学名の由来はけっこう面白いですね(^^)。。