「ヤマトゴキブリ」 |
日本で古くから生息している=ゴキブリ=と言えば、森林の中に潜んでいる「ヤマトゴキブリ」がいます。
未だ、日本では武士が幅を利かせていた時代・・・=江戸時代=初期までは、映画やテレビに出てくる長屋などの=家屋=に棲息する唯一の=ゴキブリ=だったと言います。
お隣の=中国=からやってきた体に油を塗りつけたような艶々とした=クロゴキブリ=に大変良く似ていますが、体躯が少し小柄であまりテカテカしていません。
先日、自宅近くの公園に春のチョウ・・・=コツバメ=を探しに行った時、樹の切り株で日光浴していたゴキブリを見つけました・・・多分、「ヤマトゴキブリ」の幼生か、翅が短かったので雌かもしれません・・・。
この「ヤマトゴキブリ」・・・1世代に2年ほどかかり1年目は幼虫で休眠して=越冬します。
幼虫時代は、9回前後脱皮を繰り返して、成虫になると、2~3ヶ月の寿命だと言います。
雌は、20卵ほどで=卵鞘=を形成したものを20卵鞘ぐらい産卵するのだそうです・・・都合400卵ということになるのでしょうか・・・。
今では、外来種のクロゴキブリに追われて、森林で生活しているのかもしれません・・・。
*ヤマトゴキブリ