=ヒメアカタテハ=の食草・・・「ハハコグサ」 |
昨日、「北本自然観察公園」に出掛けました・・・祭日だったので、大勢のチビッコが母親と一緒にいました、公園の外周路の側にある畑地で春に黄色い花を咲かせる「ハハコグサ」を見つけました・・・。
でも、今は秋です・・・気温も大分低くなってきたので、「・・・・・???」・・・もしかして、似ている別種かもしれない・・・などと疑問に感じながら・・・観察舎に戻り、「北本自然観察公園」の責任者:高野 徹 総括主任研究員にお聞きしてみた・・・。暖かい南斜面など気温条件が整った環境では、このように時期がずれて=開花=することもある・・・ということだった・・・、うっかり間違えるところだった・・・。それにしても、ここ近年の気温変動は少しおかしいような気がします・・・自宅から1時間半ほど山麓にむかった環境では、紅葉と冬桜が同時に見られると言うようなニュースもやっていた・・・。今日の掲載種:「ハハコグサ」は、=春の七草=の一つとしても良く知られており、別名:「ゴギョウ」などと呼ばれています・・・。
この「ハハコグサ」の種名の由来ですが・・・花の綿毛がもやもやと=ほおけだつ=ことから、=ホオコグサ=と呼ばれ、その後、「ハハコグサ」に転化したものだという説が信じられています。世界的な汎用種のチョウに=タテハチョウ科=「ヒメアカタテハ」と言うのがいます、ヨーロッパなどではかなりの遠距離の海を渡る・・・=渡りのチョウ=としても知られているのですが、この「ヒメアカタテハ」・・・日本にも分布しています。今日の掲載種:「ハハコグサ」は、この「ヒメアカタテハ」の食草としても知られています、秋になると、「ヒメアカタテハ」がキク科・=ヨモギ=に産卵するのを良く観察できますが、「ハハコグサ」も幼虫の食草となることも忘れて欲しくないです・・・。
アカタテハが年間を通じて、山地や里山でよく見れるのに対して、
ヒメアカの場合、春から夏は個体数が少なくて秋に一気に増える印象を持つのは、食草とかと関係あるんのでしょうか?
春先は、この=ハハコグサ=などが=食草=として依存するようです。