キク科・アザミ属・・・「トネアザミ」 |
昨日、自宅から30分ほどの丘陵地に出掛けました・・・「ナンブアザミ」の=変種(var.)=「トネアザミ」の撮影のためです・・・。数年前から花の時期を狙っていたのですが、かなり大きくなるために、時期を逸していました・・・今回も風と雨のために横倒しになっていましたが、なんとか撮影できました・・・。
この「トネアザミ」・・・=総苞=の刺や、=葉=の刺が大きくて鋭く、撮影中も何度も指を刺されてしまいました・・・、とても強固な=刺=なので痛かったです・・・。
撮影中に、太陽が出ると・・・「アカタテハ」・「キタテハ」・「ツマグロヒョウモン」・「キタキチョウ」・「イチモンジセセリ」・「ホシホウジャク」・・・などが吸蜜にやってきました・・・。キク科・=アザミ属=の・・・「アザミ」の語源ですが、幾つかある中で chochoensis が尤もだな・・・と感じているのが、「・・・アザミの美しい花に見とれて近づくと・・・総苞・茎・葉の鋭い=刺(とげ)=に刺されて、ビックリして驚かされる・・・つまり、美しい花に=欺かれる=・・・=欺く(あざむく)=→=あざむ=→=アザミ=となったと言う説・・・」です。
今回の、「トネアザミ」の刺も大きく鋭く尖っており、しかも、関東地方の山地に多いと言うことから、この=美しい花に欺かれる=説に共感を覚えます・・・。