=チョウ=の幼虫の顔は、脱皮令数で変化する・・・ |
今朝のテレビで、埼玉地方の気温予想をしていた・・・なんと、自宅周辺では今日も摂氏36度になるらしい・・・熱中症に気をつけよう・・・。
現在、chochoensis は、「チョウの幼生期観察」に熱中していますが、=卵=から=蛹=まで飼育していると、1令幼虫や2令幼虫では、=種の同定=に迷うことがしばしばあります・・・。
頭部・・・つまり=顔=の模様が一様に黒くて、終令幼虫の特徴がほとんど発現しないという理由があるからです、しかし、どの幼虫でも同じですが、終令幼虫になると、=種ごとの顔の模様=がハッキリしてきて、明らかに、この幼虫は・・・xxxxxと言う種類の幼虫だ・・・と判るようになります。
従って、蝶の幼虫図鑑でも、=終令幼虫の顔=写真しか掲載していないのがほとんどです、ですから、若令幼虫や中令幼虫をはじめてみると、迷うことが多くあります。
今まで、飼育した幼虫でも=顔の写真=を撮影しておけば良かったかな・・・などと、今頃になって反省しています・・・。
先日、撮影した「クロコノマチョウ」の3令幼虫と4令幼虫で、=顔写真=の比較をして見ましょう・・・。
明らかに、その違いが判ります、他の種類でもこれから撮影しておこうと思っています、今まで出版された図鑑類でも、この辺の記述がないので、新しい発見があるかもしれません・・・。
2010-8-13 「クロコノマチョウ」 3令幼虫 東京都:武蔵村山市にて
*画像はクリックすると、少し大きくなります。
2010-8-1 「クロコノマチョウ」 4令幼虫 埼玉県:「北本自然観察公園」にて
それにしても、幼虫時代の顔も愛嬌がありますね。
将来、 chochoensisさんの日本産チョウ類幼虫図鑑が発刊されることを、心待ちにしています。