外来種・・・「ブタクサハムシ」 |
自宅近くの林縁に北米原産の=オオブタクサ=が生えているところがあります、この林縁では、この草を食べる「ブタクサハムシ」が見つかります・・・このオオブタクサに同属の=ブタクサ=というのがあり、こちらは、明治時代の初期に日本にやってきたと言われる=帰化植物です。=オオブタクサ=の方は、1952年に帰化したと言われ、この2種の植物の花が=風媒花=のために、杉やヒノキに次ぐ=花粉症の原因=として知られています、このオオブタクサ・ブタクサの葉を食べて生活しているのが、今日の掲載種「ブタクサハムシ」です。
この「ブタクサハムシ」、1995~1996年ごろに埼玉県朝霞市・千葉県などで発見されたらしく、その後、関西に広がりその後、全国で確認されたと言います。
ブタクサ・オオブタクサの他に、キク科の=キクイモ=も食べ、そのまま成虫越冬して春を迎えるといいます。
問題になっているのは、園芸種の=ヒマワリ=も食害すると言うのですが、この「ブタクサハムシ」・・・外来種のブタクサや、オオブタクサを食害して枯らしてしまうこともあるため、益虫なのか害虫なのか悩んでしまいます・・・。
自宅近くの小畔川には、この「ブタクサハムシ」の好物・・・=キクイモ=も蔓延っているので、この付近では繁栄しているのでしょう・・・。
和名の由来ですが、この「ブタクサハムシ」・・・英名:「ragweed」、または、「hogweed」と言われ、そのために・・・=hog(豚)=・=weed(草)=・・・そのまま和名になったようです。
2010-6-9 「ブタクサハムシ」
食草が帰化植物ばかりのようですが、外来種なのでしょうか。
在来種の食草もあるのでしょうか。