我が家の庭では、「ヤマトシジミ」が産卵盛期・・・ |
今日の掲載種:「ヤマトシジミ」も幼生期のフルステージ観察は完了していますが、未だ=生活史=をまとめていない種類です・・・この「ヤマトシジミ」が、我が家の庭では、=産卵ラッシュ=になっています。
家内の好きな鉢植えの植物にしょぼしょぼ生えている=カタバミ=にやってきては、そのカタバミの葉裏に1卵だけ産んでは次のカタバミを探して産卵しています。
この「ヤマトシジミ」卵も小さい・・・直径は、僅か0.50ミリ、高さは、0.24ミリという極最小サイズである・・・。
普通の虫眼鏡では卵が小さすぎて、ポツンとした白い点にしか見えない・・・そこで、=実体双眼顕微鏡=を取り出して覗いてみたら・・・中央の精孔部を中心に月面のクレーターのように窪み、周辺部には網目状の模様が見えます。
昨日、その=卵=を探してみたら、すぐそばになんと!孵化したばかりの=1令幼虫=が居ました・・・「ヤマトシジミ」の1令幼虫の写真を撮影するのは、初めてです・・・とても、ラッキーでした、その「ヤマトシジミ」1令幼虫は、未だ細長い微毛が残っています、おそらく当日孵化したのでしょう・・・。
*生活史についてはそのうちに写真を精査してまとめるようにします・・・。
2010-7-28 「ヤマトシジミ」 卵と孵化直後の1令幼虫 埼玉県:川越市
*画像はクリックすると、少し大きくなります。
2010-7-28 顕微鏡で拡大してみた「ヤマトシジミ」 卵 川越市
よくもまあこんな上までやって来るものだと感心しています。