「トビネオオエダシャク」 |
今日掲載する「トビネオオエダシャク」・・・=リンゴツノエダシャク=の雄にとてもよく似ていますが、「トビネオオエダシャク」のほうが翅の横幅が広くなっています。
昨年、北海道に遠征した時に、紋別郡の瀬戸瀬温泉の林道脇で見つけたものです、しかし、日本での分布はかなり普遍的で、北海道・本州・四国・九州まで分布しているようです・・・。
その第一の理由が、幼虫時代の食草の汎用性にありそうです・・・。調べてみたら、ヤナギ科・バラ科・ニシキギ科・ウコギ科・ミズキ科・ツツジ科・モクセイ科・スイカズラ科・その他シソ科・キンポウゲ科ボタンヅルなどに広く適応しているからなのでしょうか・・・。
海外でもユーラシア大陸の東部・・・朝鮮半島からシベリア東南部に分布が及んでいるといいます。
成虫が羽化するのは初夏の5月ごろからだそうで、盛夏の8月ごろまで観察できるといいます。
前翅の外横線の後縁部と翅の付け根に赤褐色の斑紋があります。