「オビカレハ」 |
今日の掲載種は、=カレハガ科=の仲間で、前翅に茶褐色の2本の横線がある20ミリほどの小さな蛾です。
本州など比較的温暖な地域では5月下旬頃から発生しますが、寒冷地や山地では7月ごろに現れます。
昨年、北海道に行った時に撮影した1枚です・・・。
幼虫時代の食草は、農家の大切な果樹などを食害するために=害虫=として有名です。
サクラ・梅・モモ・リンゴなどの=バラ科=植物を食害して嫌われています・・・その他ヤナギ・ポプラ・ミズナラも摂食します。
=アメリカシロヒトリ=幼虫のように、この「オビカレハ」の若令幼虫の時には、集まって=天幕状の巣に群生=し、目立ちます。
日本では北海道から九州まで普遍的に分布し、諸外国では、ユーラシア大陸東部のウスリー・アムール・シベリア・中国・台湾・南西アジア・から遠く欧州及び北アフリカまでひろく分布しています、悪いやつほどしたたかなのかもしれません・・・。
2009-7-24 「オビカレハ」
*オビカレハ
ですね!毒が無いのなら少し撫でてみたいです。