「ナガコガネグモ」 |
今日は、アオバセセリの=蛹=探しをしましたが、全然見つかりませんでした・・・生態図鑑では食樹から離れて、他の植物で蛹になるといいますが、2時間ほどで断念しました。
食樹:アワブキには蜘蛛の仲間の=コガネグモ=が大きな巣を張っており、幼虫が無事に育ったかどうかも解らない・・・。
そういえば、コガネグモの仲間の「ナガコガネグモ」が未だに未掲載になっていることに気がつきました・・・。
そこで、今日はアオバセセリ蛹の未発見の残念会となったので、未掲載種「ナガコガネグモ」を掲載します・・・。
下の画像は、メスですが、大きさは22-24ミリぐらいある大きな=コガネグモ=の仲間です。
一般的には、=クモ=の仲間は雄が小さくて、雌の半分くらいなのが多いです。
あまり標高の高いところにはいないようですが、田圃周辺や低山地の林縁などや草原・河原などにいるようです。
=コガネグモの仲間=は下の画像でわかるように、白いギザギザの=かくれ帯=という模様が巣にあります。
野原を歩いていると、この=かくれ帯=が目立つので、比較的みつけやすいです。観察できる期間は、盛夏の8月ごろから、11月頃まで観察できます。
2009-9-21 「ナガコガネグモ」 埼玉県比企郡・嵐山町
*ナガコガネグモ Argiope bruennichii Scopoli, 1772
そのうちに、蛾の幼虫もおおくなります・・・。